こんにちは。鰻おやじです。
昨今、経済のニュースを巡ったら、ビットコインの記事を見つけたり、youtubeで投資系インフルエンサーの動画を見ていたら、ビットコインについて話していたりする事、多くありませんか?
中にはビットコイン投資の危険性やデメリットだけ強調して否定的な意見を持つ方も少なくありません。確かにビットコイン投資には多くの危険が潜んでおり、注意しなければいけないことだらけです。ですが、ビットコインにはその危険性やデメリットを補うだけの、確実なメリットが存在するのです。
この記事を通して、一人でも多くの方がビットコインを含めた仮想通貨投資に興味を持ってもらえたら幸いです。

最近よく聞くけどビットコインって何?

メリットだらけの投資だよ。それを今から解説しよう。
ビットコインとは何か
ビットコインとは2009年に登場した、世界初の「仮想通貨」「国家機関、権力者に管理されないデジタル通貨」です。

デジタル通貨って何?普段使っているお金とどう違うの?

普段僕らが使っているのは国が発行している法定通貨。
デジタル通貨は特定の管理者が存在しない通貨だよ。
普段僕らが使用している、1000円、5000円、10000円の紙幣は日本銀行が発行しています。特に疑問を持たず日常的に使用していますが、不思議に感じたことはないでしょうか?
この紙幣の価値は実際には紙としての価値しかありません。この紙が超高級の紙であれば問題ないかもしれないかもしれませんが、紙は破れるし、水で濡れたら使い物になりません。でもそうなっても紙幣自体の価値は変わりません。
なぜ僕らはお店に行っても、1000円紙幣を店員さんに差し出せば1000円相当の商品を受け取ることが出来るのでしょうか?
それは、日本政府がこれら紙幣の価値を保証しているからです。そのため、僕らはお店に行っても1000円紙幣を差し出せば、1000円相当の品物と交換することができるのです。
これは過去の話になりますが、最初、日本政府は1000円紙幣の価値を保証するために、ある1000円相当の品物を交換することが出来ると定めました。その品物として選ばれたのが、世界中で価値を持つ金(ゴールド)です。
なぜ金が選ばれたのでしょうか?それは金が非常に希少で、物質として安定した、価値のある金属だったからです。
このように価値のある物といつでも交換できる紙幣を「兌換紙幣」と呼び、交換できる物を金と定めたのが「金本位制」と言います。
当初はこれで良かったのですが、拡大する経済に対して、金の算出が追いつきませんでした。そのために日本政府は「金本位制」から、国が紙幣の価値を認める「管理通貨制度」に移行していきました。
話を戻します。ビットコインは国が価値を保証するのではありません。ではなぜ価値があるのでしょうか。
最初、僕もビットコインの仕組みが理解できず、ファミリーマートや楽天等の企業が発行するポイントのように、企業が価値を保証するものだと思っていました。しかし、それでもありませんでした。

じゃあ誰がビットコインの価値を保証してくれるの?

ユーザー全員で管理し、価値を保証するんだよ。
ビットコインは誰が価値を保証するのか?ビットコインを保有しているユーザー全員で「分散型ネットワーク」を使用して価値を保証しています、そして使用している分散型ネットワークの名前を「ブロックチェーン」と言い、ブロックチェーンは非常に堅固なセキュリティを有しているのです。
そのおかげで、ビットコインが登場した2009年から、今日に至るまで、一度も不正アクセスは起きていません。よく言われる、一夜にして価値がゼロになるということが起きていないのです。

なんか怪しいものだと思っていたけど、ビットコインって
思ったより安全なんだ!
ビットコインのメリット
1.2100万枚の希少性
何故ビットコインが世界中の投資家から注目されているのか?その理由の一つに希少性にあります。
ここで例を出します。世界史において最も価値が安定している金属として、金があります。金は金属としての安定性を有し、あらゆる工業製品に使用されていますが、その価値を保証する要素の一つに希少性があります。
金と人類が最初に出会ってから数千年になりますが、それから現代まで、人類が採掘した金の量は50メートルプール4杯分しかありません。また地上に存在する金鉱脈はほとんどが掘りつくされているので、今のところ大規模に増産されることはありません。
ビットコインも同様で、2100万枚しか発行されません。そのため金同様価格が今後も上昇する可能性が高いと言えます。
さらに、2025年6月現在、ビットコインは1980万枚が発行されているので、残りのビットコインは120万枚しかありません。そして2033年には発行上限枚数に達すると言われています。

数に限りがあるから価値があるんだね!
2.インフレに強い
前述したように、ビットコインは金と同様に希少性を備えているため、金同様インフレに強いという性質も有しています。
昨今、物価上昇により、僕ら一般市民の生活はますます苦しくなっていますが、ビットコインを保有していれば、将来的なインフレに備えることができるのです。
それに対して紙幣には発行上限が無いため、資産をすべて現金で保有していた場合、将来、このインフレに対応できないという悲惨な可能性もあるのです。

ここ数年、物価上昇が加速しているけど、現金だけだど、
そんなことになってしまうんだ・・・。
3.仮想通貨の成長とともに上昇を期待できる
2009年にビットコインが登場したことを皮切りに、さまざまな仮想通貨が登場しました。そのほとんどが多種多様な特徴を有し、投資家により活発な取引が行われ、仮想通貨市場を成立させました。現在の仮想通貨市場で取引されている仮想通貨は500兆円と言われています。
BTC(ビットコイン)EHE(イーサリアム)、XRP(リップル)、SOL(ソラナ)etc…
また2024年米国ではビットコインのETFが成立し、今後市場の規模はますます大きくなると言われています。
市場の中で最も取引されているのが最初の仮想通貨、ビットコインになります。しかし、他の仮想通貨と違い、ビットコインには特に目立った特徴を有していません。
では何故ビットコインが最も活発に取引されているのか?それはビットコインが仮想通貨全体の価値を保存する役割を担っているからです。
たまに市場に爆益コインが登場しますが、その度に投資家の資金が爆益コインだけではなく、ビットコインにも資金が投入されます。こうして市場規模に比例し、ビットコインの価値が上がっていくのです。
なので、これから仮想通貨の購入を予定されている方は、とりあえずビットコインを購入しておけば間違いないと思います。

仮想通貨、どれを買おうか迷ったら、仮想通貨市場全体の価値を
保証するビットコインを購入すれば間違いないよ!
現にビットコインは多少の下落があったものの、2009年に登場して以来、一貫して右肩上がりに価格が上昇していることが分かります。
4.インターネット上で送付できる。
通常、外国の相手に送金する場合は銀行を介さなければいけません。お互いの口座を用意して、手数料もかかるので、結構な手間ですね。
しかし、ビットコインだとインターネット上で相手に送付できるのです。
5.世界中で決済手段として使える
使用できる場所はまだまだ少ないですが、ビットコインは世界中で通貨として使用することが可能です。
現在のペースでビットコインの価格が上昇すれば、将来、当然のようにビットコインが日常の決済に使用できる日が来るかもしれないのです。
以上、ビットコインのいい面、メリットを紹介してきましたが、ビットコインも悪い面があります。いい面だけ紹介するのはフェアではないので、悪い面、デメリットも紹介させていただきます。
ビットコインのデメリット
1.価格が高い
ビットコインが登場した時は、ほとんど価値が無く、ピザの日というとんでもないエピソードを生みだしました。
2010年5月22日、アメリカフロリダ州でビットコイン1万枚でピザ2枚が購入されました。
現在だと1440億円相当のビットコインになりますが、登場当初はそれだけの枚数を用意しなければピザすら購入できなかったんですね。

最初、ビットコインには価値が無かったんだね。
さて、こんな風に使用されていたビットコインですが、2025年9月現在では1枚1600万円以上の価値があります。なのでまとまったビットコインを購入したい場合は、以前より比較にならないほどの費用がかかるので、ほとんどの人は少額でしか購入できないのです。

ビットコインに投資したくなったけど、
少額しか買えないや・・・。
2.爆益を狙うのが難しい
上記の説明からもわかる通り、ビットコインは現在まで1000万倍以上の成長を遂げてきました。しかし現在ではそれだけの成長を期待することはできません。しかし、数年持っているだけでかなりの成長を期待できる投資先であることは言うまでもありません。数年で数十倍のリターンを狙うことが出来ます。

以前のように爆益は狙い無いけど、株式投資より
はるかに高いリターンを狙えるんだね!
今購入した0.0001ビットコイン(2025年9月現在約1600円)が数十年後には数十倍値上がりしている、ということもありうるのです。
3.価格の変動が激しい
ビットコインは価格変動が激しいので、商品購入には不向きです。契約した日から数日後に急落した場合、売り手は安心して商品を売ってくれませんよね。
4.即時決済できない
ビットコインは前述したように非常に強固なセキュリティを有しています。そのため支払いにビットコインを使用した場合、即時に決済することが出来ないのです。
5.使える店がまだ多くない
ビットコインが普及したといっても、デメリットから参入企業はまだ多いとは言えない状況です。ビットコイン今以上に普及して、日常的に使用できることが求められますね。
以上、ビットコインのメリット、デメリットについて述べてきました。デメリットは存在しますが、ビットコインは株式投資よりも確実なリターンを見込める投資先です。
ビットコインは金融史に起きた革命とも言われ、世界中が先行きに注目しています。確実に将来、世界経済を支える存在となるでしょう。
なのでここまで読んでビットコインを購入したいと思った方は、購入してみることをお勧めします。すべてビットコインに投資しなくても、投資先のひとつとして検討してみてはどうでしょうか。
今ならまだ数千円単位でビットコインを購入することが可能です。また積み立て設定をすれば、自動的にビットコインを積み立て購入することも可能です。
この記事を読まれた方が、ビットコインにより将来、明るい楽しい生活を送れることを心からお祈り致します。
コメント