受験に至る動機

さーて、次はどの資格を取るかな・・・。
ん?資格のニュースになんか面白そうな記事があるぞ・・・。
この資格を受験したきっかけは、お笑い芸人ザブングルの加藤さんのニュースがきっかけです。
当時新型コロナウイルスの影響で、芸能界も仕事が減少し、お笑い芸人のザブングル加藤さんも色々副業を探していたところ、以前仕事の関係で知った消防設備点検のアルバイトを始めたそうです。
やっていくうちに興味を持ち、そこから消防設備士乙種6類の受験につながった・・・。とのことですが、僕もこのエピソードを知り、受験してみようと思いました。
そうでなくても、消防設備士乙種6類の求人は非常に多く、また一定の面積を有するオフィスビル、病院、ホテル等の建物では、法律で消火器の設置が義務付けられているため、資格の需要は決して途絶えることはありません。
そのため、転職を検討している方にとっては、取得していた場合非常に有利になる資格といえるでしょう。
試験詳細
【試験日程】都道府県ごとに不定期 【受験者数】約20000人 【合格率】35~40%
【筆記】消防関係法令、機械に関する基礎的知識、消火器の構造・機能及び点検・整備
30問(筆記は各科目40%以上+全体60%以上正解しなければいけない)
【実技】鑑別等 5問(実技は60%正解しなければいけない)
受験料と申し込み先
【受験料】5,300円 ※2025年9月現在 【申請先】一般財団法人 消防試験研究センター
勉強方法
さて、勉強方法ですが、使用する問題集は危険物取扱者でもお世話になった公論出版の問題集です。
この問題集の利点は参考書と過去問が一体になっていることで、参考書ページで知識を身に着ければすぐに過去問で演習することが出来るという点です。新たな資格を取得する際は、優先して公論出版から問題集を選ぶようにしています。
試験当日までこの問題集を繰り返し解けば、十分合格点に達することが出来ます。試験当日まで7周しました。
この試験を勉強してから、以前は気にも留めてなかった消火器が気になるようになりました。一定の面積を有する商業施設等では消火器の設置が義務付けられていますが、本当にたくさんの種類の消火器があります。勉強をすれば視野が広がると言いますが、そのせいで勉強が楽しくなりました。
![]() | 価格:2750円 |


試験当日
試験は名古屋市の名古屋工学院専門学校で行われました。1時間前に到着し、ぎりぎりまで復習を繰り返しました。とくに力を入れたのは実技の鑑別です。選択問題と違い、曖昧な知識では正解となりません。時間が許す限りみっちりやります。
試験開始、筆記は手ごたえがあったのですが、実技はどうも上手くいきません。見たことない問題だったからです。時間はどんどん過ぎていきます。もうだめか、そう思った瞬間、問題集の消火器の図が頭に浮かんでいきました。これは本当にテンションが上がりました。
合格発表
試験終了直後は合格を確信しましたが、時間が経ってくるとだんだんと不安になってきました。これは落ちたかもしれない。そんな気分で合否発表日を迎えました。
そして・・・・合格しました!この時は本当に嬉しかったです。
試験合格後、身近にある消火器に、さらに興味が湧くようになりました。これはどういう消火器で、どのように取り扱えばいいのか、これも消防設備士試験に合格しなければ得ることのない体験だったかもしれません。


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